【商用利用可】見出しに使えそうなフリーフォントが充実!Antonio Rodrigues Jr.com
見出しやタイトルで使えそうな欧文フォントが10種類以上、商用利用もOKなライセンスで公開されているサイトに出会いましたのでご紹介します。
ブラジルのグラフィックデザイナー/イラストレーターさんが多数のフリーフォントを公開されている、「Antonio Rodrigues Jr.com」のご紹介です。
それぞれのフォントには、ロンドン、ベルリン、ストックホルム、マドリードなどさまざまな国の首都や地域の名前がつけられています。行ったこともない場所ばかりなのでその土地の雰囲気が反映されているかどうかはわかりませんが、公開されているものの中からいくつかご紹介します。
Berlin(ベルリン)
あまりクセのないスタンダードなデザインではありますが、小文字のbやd、g、pなど円とステム(縦ライン)の結合部分に特徴を感じます。
このフォントには、レギュラーとItalic、Bold、XBoldが揃っています。また、下のSlaberlinのほか、Berlina、Überlinとシリーズで4つのフォントがリリースされています。
Slaberlin
Berlinのスラブセリフバージョンで、レギュラーとBold、XBoldが揃っています。
個人的には、Berlinシリーズの中で最も字形にあっているのがSlaberlinではないかと思います。
Chelsea(チェルシー)
ステムが2本の線で構成されているのが特徴の、雰囲気のあるデザインです。
文字を入力するだけでデザイン的な雰囲気になりますが、縦のラインが続くと若干読みにくさも感じてしまいますので、その点には配慮が必要かもしれません。
バリエーションとして、ステムが2本のもの、3本のものやステムが塗りつぶされたものなどがあります。
Delhi(デリー)
FuturaやAvenirのような幾何学的なフォルムが特徴のこのフォントは、アールデコにインスパイアされてデザインされたのだそうです。
直線と正円で構成され、BやE、F、H、R、数字の5や8などは重心が上の方に設定されています。
Madrid(マドリード)
極細のセリフと太いステム、すこし圧縮したような幅広のシルエットが印象的です。
セリフが細いということもありますが、大きめのサイズで使うとよさそうです。
Nairobi(ナイロビ)
手書きのニュアンスを残した、スリムな幅のフォントです。文字が枠に収まるようにフリーハンドで書きました、という感じが面白く、味になっています。
使いどころは難しそうですが、雰囲気がぴったり当てはまるとその効果を発揮してくれそうです。
以上、がっつりと本文に使えそうなものは少ないですが、見出しやタイトルなどで使えそうなフォントが揃っていますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ライセンス
商用/非商用問わずフリーとのことです。
ライセンス(規約)については下記のページ下部に書かれていますので、ご使用の際にはよくご確認ください。
Antonio Rodrigues Jr.com
http://antoniorodriguesjr.com/fonts.html