Adobe Stock初月無料!申し込み(〜解約まで)の手順まとめ
PhotoshopなどのCreative Cloudと連携できるストックフォトサービス「Adobe Stock」を使ってみましたのでご紹介します。
Creative Cloudデスクトップを開くと、いつも「10点の無料のAdobe Stock画像を取得できます」と表示されることもあって気になっていた「Adobe Stock」。
今さらながら、初月無料(無償体験版)を申し込み(〜解約)してみましたのでまとめておこうと思います。
申し込み
以前から、年間契約の「通常アセット 10点/月」が初月無料だということで、申し込み画面にも「初月のうちは解約料がかかりません」と書いてあるので試してみたいという思いがありました。ただ、やっぱり継続するにはいまひとつ、とか思った際には無料期間だけで終わりたい思いもあります。そのため、解約についてささっと調べてみると「初月のうちに解約手続しても解約料(契約料金の50%)を請求される」といった書き込みが見受けられ、少し躊躇していました。
サポートセンターに問い合わせてみた
まずは申し込みから30日以内に解約すれば本当に解約料は発生しないのか(無料なのか)。
答えはYESとのこと。最初の申し込みから30日以内であれば解約料無しで解約が可能だということです。
また、ネットで見かけた書き込みのように解約手続の際に「解約料○○○円が発生します」といったことはないのか。
こちらについては、もしはじめての申し込みから30日以内にWebから解約しようとした際に解約料の表示がされた場合は「何もせずに(解約ボタンを押さずに)ご連絡ください」とのこと。サポートセンターで解約料無しで解約手続をしてくれるということでした。注意点として、サーバーが国内ではないため時差が発生する可能性があるので1日早めに手続きするのが望ましいと丁寧に教えていただきました。
申し込みしてみる
ということで気になっていた点が解消されたので、無償体験版を申し込んでみました!
まずはトップページの「今すぐ開始」ボタンをクリック。支払い情報の登録画面が表示されますので、入力します。
「無償体験版の利用が終了するまで、代金が請求されることはありません。」と明記されてはいますが、利用条件はきちんと目を通しておきましょう。
カード情報など問題なければ以下のような画面が表示されます。「領収書が送信されました」と書かれているのでドキッとしそうですが、大丈夫です。「小計:0円」のメールが届くはずです。
早速、画像の検索を行なってみました。購入したい画像が見つかったら、当該画像にカーソルを重ねます。ボタンが表示されますので、カートアイコンにカーソルをあわせると「ライセンスを取得して保存」と表示されますのでそのままクリックします。
直接ダウンロードしたい場合は、上の画面の「マイライブラリ」をクリックすると「ダウンロード」ボタンがありますのでそれをクリックするだけです。
ライセンスを取得したものには「ライセンス認証済」のバッジが表示されるのでわかりやすいですね。これはぜひ他のストックフォトサービスでも取り入れて欲しいです。
ちなみに、カートアイコンではなくクラウドっぽいアイコンのボタンをクリックすると、プレビュー画像が「マイライブラリ」に保存されます。いわゆるライトボックス(検討中リスト)のような機能ですね。
解約方法
本来はPhotoshopなどの「ライブラリ」パネルから他のAdobeアプリとの連携やライセンスの取得ができるようなのですが、私の場合は「ライブラリ」パネルにエラーが出て機能しなかったので、その恩恵は受けられませんでした。(サポートセンターにも問い合わせたのですが解決せず…)
そういう理由もあって、現時点では継続を見送ることに。以下、解約方法です。
まずはアドビのサイトにログインした状態で、右上のメニューから「アカウント管理」を選択。
「プランおよび製品」のAdobe Stockのところにある「プランを管理」をクリック。
プラン詳細ページへ遷移しますので、「プランを解約」をクリック。
「解約される理由をお選びください」ということですので、該当するものを選択します。選択すると「プランの解約を行う」ボタンが押せるようになります。
以下のような画面になりますので、「プランを解約する」ボタンをクリック。
以上で無事に解約完了です。
私の場合は噂にあったような解約料の画面は表示されませんでした。もし解約料の表示がされた場合はそのまま先へは進まずにサポートセンターへ問い合わせてみましょう。
なお、念のため注文履歴を確認してみましたが、きちんと「0円」となっていました。
Adobe Stockのメリット
Adobeがプレスリリースで「Creative CloudへのFotoliaの統合」と明記していることからも、Adobe StockはFotoliaがベースになっていると思われます。Fotoliaでは「7700万点のロイヤリティフリーの画像、ベクター、動画」(2017年4月現在)と謳っていることから、それと同じ、あるいは近い数の素材が利用できる点は魅力的です。
しかもFotoliaでは 5点/月で3,000円ということを考えると、Adobe Stockの 10点/月が3,480円(税込3,758円)/月〜はかなり安いです。1点あたりで換算すると、Fotoliaが600円に対してAdobe Stockは375.8円。ざっと37%OFF、しかもFotoliaのようにダウンロードできる画像サイズの制限がありません。
また、例えばPIXTAの定額制プランは29,700円/月で25点/日ダウンロードができておトク!ということですが、よほどヘビーにブログを書いているような方でもなければ月に750点は使い切れないような…。その点、Adobe Stockの10点/月は現実的で使いやすいプランかなと思います。
デメリットと注意点
やはりもともとが海外のストックフォトなので、日本人素材が物足りない点です。トータルの素材点数ではPIXTAは数千万点の差を空けられていますが、日本企業が運営しているだけあって日本人素材は充実しています。Adobe Stockはもう少し日本人素材を充実させて欲しいところです。
もう1点は年間契約である点でしょうか。月々プランも選べますが、いっきに 5,980円(税込6,458円)/月と高くなってしまいます。また、年間契約の場合に途中解約しようとすると、残りの契約期間の料金の50%が解約料として請求される点に注意が必要です。
まとめ
今回は継続せずに解約しましたが、(個人的な環境の問題かもしれませんが)Photoshopのライブラリパネルが正常に機能するようになれば前向きに検討したい魅力的なストックフォトサービスだといえそうです。
ライセンスが比較的シンプルでわかりやすい点も好感が持てますね。