【商用利用可】グランジ系デザインに使えるフリーフォント12選
グランジ系やビンテージ系のデザインに使えそうな、商用利用OKのフリーフォントをご紹介します。
グランジ系のデザインをする際に重要な要素の一つとして、文字の要素があります。場合によっては、写真や背景よりもイメージを左右することも少なくありません。
いざという時のために、グランジ系欧文フォントを探してみましたのでまとめておきます。
サンセリフ系
Astonished
ラウンドセリフ(丸ゴシック)の要素を持ちながら、縦横のラインで太さが大きく異なるなど好印象なデザインです。独特の世界観があり個性的ですが、使いやすそうです。
Dirty Ego
コンテナに施されたステンシルのようで、タイトルやミリタリー系のデザインに使えそうです。
Downcome
キズやインク汚れを思わせる処理が大胆かつ繊細に施されており、質感の高さが感じられます。グランジ的な処理は大胆ですが、ベースが読みやすい感じの文字なのでさまざまなデザインで幅広く使えるのではないでしょうか。
Patchwork
荒い印刷のような、不均質な網点で構成されたユニークなフォントです。濃度のムラがあり、自然なかすれ感が演出されています。太めのサンセリフなので、例えば古びたポスターのイメージなどにあいそうです。
Shortcut
古くなり傷んだ看板や標識のような雰囲気があり、経年による劣化で剥げたような処理が施されています。細部まで作り込まれていますので、ある程度の文字サイズになるポスターなどでも使えるのではないでしょうか。
Top Secret
古びたスタンプのようなデザインで、文字のまわりを角丸四角形で囲めばいかにもそれらしくなりそうです。デザインのあしらいとして、スタンプを捺したようなイメージ作りで活躍しそうです。
セリフ系
Sears Tower
タイプライターで印字したようなデザインで、実際に印字した文字をフォント化したのではないかと思えるリアルさがあります。古びた紙のイメージの上にこのフォントで文字を置けば、それだけで古びた感じのデザインができあがりそうです。
Underneath
かすれというよりは傷んだイメージのセリフ体で、どこか不気味な雰囲気が演出されています。Webフォントも同梱されていますので、ホラーや謎解き系などのWebデザインで積極的に使えそうです。
Vinta
Abobe Jensonというフォントをもとに、手書きで古びた感じの処理を施したというユニークなフォントです。クオリティは高いと思うのですが、かすれの処理がとても繊細なので、結構大きめのサイズで使用しないといけない点だけが少し残念です。
Wanted
名前の通り、ズバリWantedの張り紙のイメージそのものです。版画のようなかすれとDIY的な文字のアンバランスさが味を出しています。
その他
Eraser
名前は“消しゴム”ですが、クレヨンやチョークで書いたようなざらざら感のあるデザインです。小文字の「n」が鏡文字になっています。厳密にはグランジではないと思いますが、落書きっぽさを出すなどの使い方ができそうです。
Harlott
古典的なブラシのレタリングにインスパイアされたということです。一本一本のラインが不均質でベースラインが揺らいでおり、肉筆の雰囲気がよく出ています。
まとめ
いずれも確認時点で個人利用/商用利用可のものに絞ってご紹介していますが、用途などによっては使用が制限される場合もありますので、ご使用の際には各フォントのライセンス(規約)をよくご確認ください。
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