【スタディ】イケてるクリニック・医院系のWebデザインまとめ


クリニック・医院系のWebデザイン

クリニックや医院のWebデザインをまとめてみましたので、ご紹介します。

クリニックや医院のWebサイトについて調べてみましたので、よいと思ったサイトのいくつかをまとめてみました。これからちょうどクリニックのWebデザインをされる方や、デザインの勉強中の方などの参考になればうれしいです。

クラウド歯科

自分の職業病で、ちょっと別のものをイメージしてしまいました(笑)
少し緑がかったブルーを基調に、ゆとりのあるホワイトスペースと明るい写真の効果で、全体としてすっきりとした清潔感が感じられます。
また、メインビジュアルの部分が印象的です。歯の形をイメージしたようなやわらかいラインでトリミングされ、キャッチコピーとは分離されているものの背景色によってうまくまとめられています。

「治療メニュー」など小見出しには歯の形や円などのモチーフがラインで表現されており、やわらかいイメージづくりがされています。

ページタイトルはシンプルな体裁ですが、画像にテキストを重ねたりコピーを縦書きにしたりと退屈にならない工夫が見られます。

クリニック系のサイトを探してみると、やはり歯科医院はWebサイトに注力されているところが多い印象でした。コンビニより多いと言われる歯科ですが、やはり競争が激しいということの現れでしょうか…。

クラウド歯科

くりた耳鼻咽喉科

院長さんのイメージ…というわけではなさそうですが、医院のロゴとしても使用されているポヨンとしたゆるーい栗のキャラクターが印象的です。
サイト全体も栗っぽい落ち着いたブラウンでまとめられ少し地味といえば地味ですが、アクセントカラーの黄緑がそれを中和するように用いられ、落ち着いたやさしいイメージに仕上がっています。

ページトップへのリンクやGoogle Mapのピンなどにも栗のキャラクターが使われており、ほのぼのと愛らしい雰囲気です。

このかわいらしい栗のキャラクターでLINEスタンプまで作られているという力の入れようです(笑)

くりた耳鼻咽喉科

ふくはだ皮ふ科クリニック

扇型のメインビジュアルとウィンドウ下部のダルマが印象的です。ビジュアルは扇型が上下交互に配置されることで波打ち流れるように動きを与え、視覚的な連続性が感じられます。

小見出しに添えられた英字や強調箇所のマーカーなど、カジュアルで親しみのある雰囲気が表現されています。

ページをスクロールして下端に達した際に出現する多数のダルマが衝撃的です(笑)

ふくはだ皮ふ科クリニック

灸PLUS

やわらかく爽やかな写真とゆったりととられたホワイトスペース、それらに加えて「もぐさ」のイメージと思われる淡い黄緑が、やさしくゆったりとした佇まいを演出しています。
また、要所要所に取り入れられた縦書きやロゴマークのデザインも相まって、東洋医学のイメージをうまく現代風に表現されているように思います。

写真の配置を少しずらしてみたり、写真に文字をかさねてみたりと「静」の中にも動きが感じられます。

ところどころに見られる揺れるような文字もアクセントになっています。

灸PLUS

その他のクリニック

アルファデンタルオフィス

サイト全体に渡って、イラストを多用した小児歯科らしい楽しいイメージです。お母さんが子どもと一緒にサイトを見る場合でも、楽しんで見てくれそうです。

アルファデンタルオフィス

タニモト歯科クリニック

湘南に近いという土地柄からだと思いますが、海鳥をイメージしたと思われるカットや海の写真が使用されており、地元に密着したイメージになっているのではないでしょうか。

タニモト歯科クリニック

つなぐ接骨院

ほんわかとしたイラストや曲線の多用など、ほんわかしたやさしいイメージに仕上がっています。なんとなくですが、院長さんの人柄をイメージされているような気がします。

つなぐ接骨院

ながの内科

建物の形状を模したメインビジュアルがユニークです。院内の写真ギャラリーもあり、医院の雰囲気がよく伝わってきます。

ながの内科

吉田耳鼻咽喉科

深めのブルー・水色・白を基調とした爽やかなデザインですが、堅くなりすぎずほどよい清潔感が感じられます。顔を模したユニークなマークややわらかい雰囲気のフォント、院内の明るくナチュラルな写真などが雰囲気作りにおいて重要な役割を果たしています。

吉田耳鼻咽喉科

まとめ

小規模なクリニックや医院ではまだまだWebサイトをきちんと運営していないことも多いものの、最近では内装や設備にもこだわり、ブランディングに力を入れているところも増加傾向であるように感じます。患者側の目線で考えた時、事前に診療ポリシーや雰囲気がつかめるというのはひとつの安心材料といえ、他のサービス業と同様にクリニックの運営そのものを左右するツールとして認知が高まってきているように思いました。