全16ウェイト!Firefox OS用フォントFira Sans


Fira Sans

Firefox OS用に開発された「Fira Sans」というサンセリフフォントのご紹介です。

Fira Sansは、Firefox OS用に開発された商用利用可能なライセンスのフォントです。恥ずかしながら、つい先日まで知りませんでした。勉強不足ですね(汗)
もともとは2013年にLight、Regular、Medium、Bold+イタリック体という8書体でリリースされたようですが、2014年になんと4倍にあたる32書体に拡張されたということです。さらに等幅のFira Monoが3ウェイト同梱されていますので、合計すると35書体にもなる大変充実したファミリーとして構成されています。

このフォントの開発目的からも想像できますが、基本的にスクリーン向けに最適化されているようですので、Webデザインやアプリデザイン向けといえそうです。フォント一式をダウンロードするとWebフォントが同梱されており、Google Fontsでも利用することができるようです。

Fira Sans

こうやって並べてみると、改めて充実ぶりがよくわかりますね…。
Two、Four、Eightあたりはこのサイズだともはや消えてしまいそうな細さです。

追記:
Google Fontsでも書体見本が確認できますが、こちらではウェイトごとに見本があるのでよりわかりやすくなっています。また、追加で「Fira Sans Condensed」がリリースされており、以前よりさらに大きなフォントファミリーに成長しています。

Fira Mono

「I」「l」「1」などの区別がより明確になるように、要所にはセリフが加えられるなど変更されています。

不定期のようではありますが、結構頻繁にアップデートされているようですので、すでにインストール済みの方も一度バージョンを確認してみてはいかがでしょうか。

ライセンス

2013年のリリース時にはApache Licenseだったようですが、現在はSIL Open Font Licenseということです。商用/非商用問わず基本的に自由に使用可能ですが、ご使用の際にはライセンス(規約)をよくご確認ください。

Fira Sans(GitHub)